「雨水東京国際会議」
- −つなごう世界、救おうアジアの水危機−
- 主催
- 雨水東京国際会議実行委員会
- 共催
- 墨田区
- 後援
- 国連環境計画(UNEP)、国際雨水資源化学会(IRCSA)、韓国雨水利用協会(KRCSA)、雨水と排水の有効利用技術者集団(fbr)、国際水協会(IWA)、国際環境自治体協議会(ICLEI)、国土交通省、環境省、外務省、農林水産省、独立行政法人国際協力機構(JICA)ほか
- 日時
- 2005年8月6日
- 場所
- すみだリバーサイドホール・墨田区役所・すみだ環境ふれあい館
- 内容
- 十一年前に開かれた『雨水利用東京国際会議』以後、雨水の貯蓄、浸透を進める運動は国の内外で盛んになり、たくさんの成果をあげた。
今回の会議のテーマは「つなごう世界、救おうアジアの水危機」。国内外から市民や研究者が集まり、異常気象による集中豪雨や大渇水ほか、大地震などの自然災害時の対応、安全な飲み水の確保など、世界が抱える水の危機管理を考える。。
会期は、8/1〜7。7日間にわたるとても大きな会議です。
今回は、8/6の分科会に行ってきました。8つの分科会が各会場で行われるプログラム。このうち、「雨水の貯蓄・浸透と活用技術」、「雨水を捨てない保水型都市へ」の2つに参加してきました。
分科会では、日本や世界各地における雨水の活用法を様々な視点から具体的事例を通して知ることができました。都市に降った雨水は、土地のほとんどがコンクリートなどで覆われているため、洪水の原因になるなど一見じゃまな存在です。保水機能を失った都市では、気象や環境の異変も起きているのです。
しかし、雨水を無意識に流し去るのではなく、都市に保水しながらゆっくりとした水循環を形成すれば、節水や水害を起こさないなどのたくさんのいいことがあるよ!といった内容でした。
そのための技術や、それを土地に根付かせるために必要なことなども議論されました。コミュニティレベルの雨や水への関心が高まって、一人ひとりの行動につながるためにはどうしたらよいのか?その1つとして、雨水排水料金を徴収しているベルリンの事例には、質問が相次ぎました。
すみだふれあい館【雨水タンク1】
『 雨水タンク 』に貯めて、トイレの洗浄水、洗濯用水、花壇の散水などに利用する、雨水を土地に『 浸透 』させることによって、水循環を正常に保とうという試み(個人、企業、行政)が、各地でなされています。
雨が降ったら貯めておくというだけでなく、ゆっくりと土地に浸透させ、その土地の正常な水循環を回復させれば、地球温暖化や地盤沈下、生態系の保護にもつながるといいます。これからの都市生活において、雨水の貯蓄・浸透・再利用を一貫して考えることはとても重要なことなんだと感じました。
すみだふれあい館【雨水タンク2】
【浸透ますのいろいろ】
【バングラディシュの砒素汚染地域の現状など】
【バングラディシュの雨水タンク】
『 雨水 って???』私は、普段特別に考えたことがありませんでしたが,雨水タンクを用意すれば、節水にも災害時の非常用用水にもなります。多くの人が設置すれば、水害被害を小さくすることだってできるんです。防災にも十分関係するのですね。
世界的に見ても、渇水や洪水、安全な水の確保に、『 雨水 』はなんて大きな位置付けにあるのかと感じさせられた一日でした。